2015年6月22日月曜日

「日本語の感覚」体験会 7/15

今回の体験会は大きな目玉ができました。

それは、ここしばらく続けて書いている"状況対応型の言語"としての日本語です。

日本語だけをどんなに深く研究してみても出てこないものですが、世界の他の言語と単なる比較をしても思い浮かばないものだと思います。


ヒントは動物占いにありました。

動物占いは四柱推命学を基本としたものであり、生年月日時間によって持って生まれた気質・傾向があるとされるものです。

基本は統計学であり、数多くの検証例によって導き出された科学でもあります。


動物占いと同じように四柱推命額を基本とするものには、NLD性格学や気質学などがあります。

他にも、生年月日を基本とした性格や傾向の分類に属するもののほとんどは四柱推命学を基本としているものと言えると思います。


個人的には、持って生まれた気質が生年月日時間によって分類されることにずっと違和感を持っていました。

日本とアメリカとアフリカで、同じ日時に生まれた者は同じ気質や傾向になるということに信頼性を感じることができなかったからです。


ところが、同じ地球であっても地域によって時間や日付はズレており、生年月日時間が同じとはいっても同じタイミングて生まれてはいないことに思い至りました。

同じタイミングで生まれた場合は、それぞれの時差によって誕生日や時間が異なっているのが当たり前なのです。


また、環境の影響も少なからずあると思っていましたから、地域が異なれば当然環境による影響によって気質は異なると思っていました。

これもまた、すべての地球の環境は地球の自転や太陽系における公転、他の惑星との関係による重力の影響などで決まっているものですから、大きな意味では同じタイミングであれば地球として受けている影響は同じであるはずです。

同じ影響なのですが、地域によってその影響で起きる現象が違うということではないでしょうか。

それらの環境が、生まれた時に影響を与えるのは当たり前のことであり、生年月日時間というものはその数字に意味があるのではなく、地球規模から見た時にどのような環境に合った時かということに意味があることが分かりました。


基本的にはカレンダーと時計によって分類されていますので、6,12,18,24,30,48,60などの数字がよく出てくるのもそのためだと言えます。

これらを単純にしてキャラクター化して一般的にもわかり易くしたものが動物占いと言えます。

わたしの動物占いは本質も見た目もチータとなっています。

隠れキャラにキツネがいるのが面白いと思っています。


これらの占いに共通している一番大きな分類があります。

それが”目標指向型”と”状況対応型”です。

内容については参照を見ていただきたいと思います。
(参照:日本語感覚の基本は状況対応型気質と言語と社会 など)


この視点で言語を見てみた時に、思わず「やっぱりそうか」と納得しました。

近代文明や産業技術を生み出した欧米先進国(今となっては中国も入れたほうがいいのかもしれません)から見た日本の意質感の正体が一気に解消したように感じました。

それまで、文化としての背景や自然や人とのかかわり合い方から説明をしていた、欧米型言語と日本語の持っている感覚の違いがこの一言で解決してしまうことが分かったのです。
(参照:日本語と自然との関係 など)

しかも、何よりも単純にわかり易く双方の特徴を言い表しているのです。


現実社会での検証は実に簡単でした。

矛盾や違和感となっていることのほとんどの理由が、本質として持っている”状況対応型”が無理に模倣しながら作り上げてきた”目標指向型”の社会に我慢できなくなって悲鳴を上げ始めたことでした。


本質も見た目と同じわたしの動物占いのキャラであるチータの解説は、NLD性格学でも気質学でも全く同じ傾向として分類されていました。

まさしく”状況対応型”なのです。

それもかなり大きく典型的な方に寄っているのです。


学校や会社や人付き合いのなかでの今までの嫌な体験から作り上げられた固定概念・先入観を見事に突いていることでした。

これに気がついた瞬間に、一気に気が楽になりました。

モチベーションは要らないことが分かりました。


やりたくないこと、自分の意思に反すること、違和感があることなどを「やらなければいけない」として取りかかるからモチベーションが必要なのです。

やりたいこと、やってみたいこと、間違いないと思うことをやるのにモチベーションは不要です。

やっているうちに、ドンドン意欲が高くなっていきます。

モチベーションとは勝手に上がっていくものだと言えます。


日本語が持っている基本的な性格が”状況対応型”なのですから、日本語を使って行われている私たちの知的活動のすべてがその性格を持っているのです。

欧米型言語の持っている基本的な性格は”目標指向型”です。

彼らの知的活動は文化を生み社会を生み企業経営を生んできました。

そのすべてが”目標指向型”なのです。


日本は、文化こそ融合させながらも独自のものを残してきましたが、それ以外はすべて模倣してきました。

言語文化と現実社会が合っていないのです。

その感覚を多くに人に知ってもらいたいと思います。

多くの人に体験してもらいたいと思います。

多くの人に気がついてもらいたいと思います。



そのための体験会にしたいと思っています。

必ず面白い変化が起きると思います。

是非、参加してみてください。