2014年7月13日日曜日

ニッポンブランド「ひらがな」

私の知り合いの日本に住んでいる外人も、漢字一文字のTシャツが好きです。

よく聞いても漢字の意味は分かっていないのですが、彼に言わせると筆文字による漢字は、THE ジャパンなんだそうです。


彼はアメリカ人ですが、日本のいろんなものが好きです。

こんなものがと思うところで見てみると、爪楊枝がとても好きです。

爪楊枝の頭にある三つの溝の使い方を、私が教えてからというものの、いろんなところで自慢げに説明しています。


私が彼に爪楊枝の頭の使い方を説明したときに、例に出したのが箸置きです。

私が説明した時点で、彼は箸置きを知っていましたので、爪楊枝の説明は楽でした。

あんな小さな爪楊枝にある三つの溝に工夫された機能に、すっかり関心してしていました。


アメリカ人のすべてがそうだというわけではないようですが、歴史文化的なものに対するあこがれはとても強いものを感じます。

人の手がかかった跡がしっかり感じることができる物に対する興味は凄いものがありますね。

自分達の国が歴史の浅い国で、文化的な蓄積が少ないことが、日本の歴史・文化的な物への興味を強めているようです。


アメリカ人のこの興味とは違った意味合いで、中国や台湾で日本ブランドが持ち上げられています。

彼らの国における日本ブランドは、メイドインジャパンの製品のクウォリティに対する信頼性を伴った憧れとなっているようです。

ところが、そこに歴史や文化的な背景があるわけではないので、簡単に真似をしてきます。

挙句には、日本ブランド風に見せるために、最近のはやりは「ひらがな」を使います。


中国や台湾は漢字を使うのはお手の物ですが、「ひらがな」は日本独自の文字ですので、彼らが使う「ひらがな」はほとんどが意味の分からないものになっています。

中国に至っては、とことんパクリますので、商品の説明の表記にまで漢字かな交じり文風の表記をしているモノがたくさんあります。

それこそ、何を言っているのか全くわからないモノになっています。

また、それをいかにも日本製品のようにして販売している様子が、何度もメディアに取り上げているにもかかわらず、増える一方の様です。


歴史的・文化的にオリジナリティに対して評価の基準を持たない、過去の偉人やその作品を真似ることに価値を置くことを続けてきている国ですね。

歴史的・文化的な背景は子どもたちの教育に大きな影響を与えています。

限られた優等生の個人をほめたたえたりすることで、特殊性を持たせることをします。

独自性はほとんど無視をされ、昔の名作の真似をしながらうまく取り込んでいくことを教育の重点においています。


大きな変化が起きています。

国としても対応に苦慮をしています。

経済的な発展をつづけていくためには、英語教育の充実が欠かせませんが、国体の維持には疑問を持つ層を増やすことにつながってしまいます。

英語を学ぶことはイヤでも個人を中心とした、自己主張の感覚を持つことになっていきます。

これを回避するためにも、義務教育においては更なる歴史教育と国語や儒教的な教育の時間が増加されているのです。


対外的なプロパガンダにおいては国の独占となっているために、公式な報道だけを見ていたのでは、本当に民衆がどんな感覚を持っているのかを知ることができません。

日本の製品開発のように、細部にこだわることはありませんし、売れているものを真似ることの方が早く儲かることがわかっているからなのです。

日本の経済成長が続いていたころと同じ感覚だと思われます。

すべての市場が大きくなっていますので、二番煎じもそれなりのメリットを得ることが可能になっているのです。


漢字としての共通性があることによって、真似されやすくなっている環境があることも事実だと思われます。

「ひらがな」の使い方がおかしなことによって、真偽の判断ができることも確かです。

残念ながら、あらゆる環境がこのようになってきており、日本が学ぶべきものがどんどん減ってきているのではないでしょうか。


もっと日本の中を見直すことによって、より不偏的な方向性を見つけることができるのではないでしょうか。

手詰まりになっている世界では、日本に対する根拠のない期待があります。

もっともっと日本独自の物を世界に対して発信していくことで、その確認をしていくことができるのではないでしょうか。

相手に理解してもらう技術は既に十分持っているはずです。


迎合することではなく、理解してもらうことは常に意識しておく必要があります。

その中で、日本らしさをもう一度自分たちで確認しておくことが大切になってきていると思われます。

「ひらがな」が世界でどのように見られているのか、もっと知っておいた方がいいようですね。



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