2014年4月19日土曜日

本当の「やりがい」ってなんだろう?

自分の「やりがい」がわかっている人はどのくらいいるのでしょうか?

「やりがい」という言葉の定義を見てみると、「そのことをするだけの価値とそれに伴う気持ちの張り」とあります。

良くわかりませんね。

漢字としては「遣り甲斐」という字が充てられています。

私としては、何かをやるときに最後までやりきる動機(源泉)となるようなものではないかと思います。

やっていること自体に寝食を忘れてのめり込むようなものではないかと思います。



この「やりがい」を人に尋ねた時に帰ってくる内容で一番多いものが、「やったことに対して自分以外の人から良い評価を受けること」的なものです。

他人から評価されることは自分の価値を認めてもらったと思うことができる行為であり、自分の満足につながることであると思います。


私はたちは日々、人の評価のなかでその評価に左右されながら生活しています。

試験、成績、考課、報酬、すべて人が決めた評価です。

評価のための基準が明確になっておりそれが開示されているかどうかの程度の違いだけであり、すべて人の評価によって決まっていることです。


親の評価を気にして、先生の評価を気にして、学校の評価を気にして、上司の評価を気にして、会社の評価を気にして生きてきています。

その評価によっては収入や役職や社会的な地位までが決められてしまいます。

そこで良い評価を得ることを「やりがい」だと思ってしまっていることがとても多いです。


では、全く同じことをやったのに評価されなかった場合には「やりがい」はないのでしょうか。

おそらくその場合は「やりがい」を感じることはないのだと思います。



夢中になって一生懸命やり続けたピアノで、コンクールに通らなかった。

この場合には「やりがい」はないのでしょうか。

コンクールに通らなかったのは、他者による評価です。

コンクールに通るためにピアノを続けていた場合には、コンクールに通らなかったことによって「やりがい」は消えてしまうでしょう。


コンクールに通らなかったあとであっても、一生懸命ピアノを練習しているのはそれ以外の「やりがい」があるからです。

人によっては、「自分のピアノで人に喜んでもらいたい。」というのもあるかもしれません。

では、喜んでもらえなかったらピアノを止めてしまうのでしょうか。

コンクールと同じことなのです。


他者による評価は自分の「やりがい」とはならないのです。

他者の評価がどうあれ、黙々とやり続けることができる動機(源泉)となっていることこそが「やりがい」であるはずです。

他者の評価からしたら、「よくそんなことをシコシコと続けていられるな。」と思われるようなところに本当の「やりがい」のヒントがあります。


本当のやりがいは、他者の評価に左右されることはありません。

やったことの結果によって左右されることはありません。

そのことをやっていること自体が、楽しくて夢中になって工夫ができて時間を忘れてしまうような場合に、本当の「やりがい」が見つかります。

自分自身で、格好いいなあ、輝いているなあ、決まってるなあなどと自画自賛している場面を思い浮かべるといいのではないでしょうか。


人の評価に左右されるのと同じように、結果によって左右されてしまうことは本当の「やりがい」とはなりません。

やりきったことによって満足感や達成感は感じることができるかもしれませんが、「やりがい」とはそこまで至る行動の中にあるものです。

結果がどうなろうとも、とにかくこれだけはとことんやり続けることができるというものです。


一番の要因は「好き」ということです。

「面白い」ということです。

「楽しい」ということです。

だから、寝食を忘れてひたすらやり続けることができるのです。


今まで自分が本当に夢中になってやり続けたことがあることを思い浮かべてください。

そのことのどういうところが面白かったですか、どういうところが好きだったですか。

さらにその好きだったところのどんなことが好きだったですか、面白かったですか。

これを繰り返していくと、本当の「やりがい」が見えてきます。



これが見つかるととても強い「やりがい」を確認することができます。

他者の評価にも、やった結果にも左右されない、行動としてひたすらやり続けることができる「やりがい」が見つかります。

どんなことに対してもその行動の中に、この本当の「やりがい」を見つけることができれば、これほど強いものはありません。


「やりがい」探しは仲間とやっても面白いですよ。

自分でも気づかなかった「やりがい」が見つかることがよくあります。

ものすごく得した感じになるのは不思議ですね。

一度やってみてはいかがでしょうか。




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