2014年3月12日水曜日

幼児期言語の大切さを知ってください

幼児期の言語取得が、その後の人生においていかに大きな役割を持っているかについては、何回かにわたって触れてきました。

私がこの言語である「母語」に知ることになったのはたまたまです。

曲つくりの中で作詞をしていた時に、昔の「やまとことば」を見ていた時です。


最初は母国語の書き間違いだと思っていました。

やがて、学習言語や第一言語の基礎になる、幼児期にしか身に付かない言語だと知ってからは好奇心がうずきました。

何故、こんなに大切なことが今まで広く知られずにいたのだろうと思いました。

様々な理由を考えてみましたが、絶対的なものが見つかりません。


〇〇教育と言われる幼児教育と比較すると、幼児が本来持っている習得能力を邪魔しないことが基本になりますので、商売には結び付きにくいです。

母親が持っている言語がすべての基本になりますので、子どもができてから母親に教えるわけにもいきません。

幼児期に身につけるべきこんなに大切なものがあるのに、余分な幼児教育でその邪魔をしてお金まで払っている現状に驚いているところです。





このブログで展開してきた、以下のことを中心に3つの階層に分けて啓蒙活動を強化することとしました。

一つ目は、新人のママさん向けです。

「母語」や「幼児期健忘」の大切さについて知っていただきながら。日本語の素晴らしさや言語習得のサインなどを啓蒙していきます。


二つ目は一般ですが、特に女性向けです。

日本語の今まで気が付きにくかった特徴を、世界の言語と比べながら知っていただきたいと思っています。

「母語」として日本語を持つことが、他のどんな言語を母語とするよりも知的活動に対して刺激を与えていることを中心に、改めて日本語の持つ素晴らしさを広げていきたいと思います。


三つ目が、(言語)教育の専門家向けです。

日本語は習得するだけで他の言語より多くの期間を必要とする、とても大きな言語です。

言語の基本を身につけることが精一杯で、言語技術についてはほとんどに見つけないままに社会に出ていきます。

そのためにコミュニケーションの問題で、うつ病や新型うつ病が増加の一辺倒です。

言語技術の必要性と具体的な技術の紹介を続けていこうと思っています。


その第一弾として、「初めてママの、幼児教育」についてのホームページ(セールスページ)を立ち上げました。

そこで販売するテキストとしての基本編、第一章「母語について知っておこう」(PDF, A4版,23P)を、このブログの読者に期間限定で無料モニター頒布いたします。

読後の簡単なメールでのアンケート・感想にご協力いただける方は下記よりお申し込みください。

3月20日までのお申し込みとさせていただきます。



まずは、より多くの人に「母語」について知ってもらうことから始めたいと思います。

一言では説明しにくい言葉ですね。

今のところの説明としては、「幼児にしか身につかない専用言語で、その後の言語習得の基礎になるもの。」的な言い方をしています。


身近に、2歳になる子供がいます。

親は日々の面倒見が大変でなかなか、発達サインを確認している暇がありません。

適当な期間を開けて見ているこちらの方が、その間での変化がよくわかります。

言語習得としては、周りで見ていても本当に楽しい時期ですね、あっという間に使える言葉が増えていきます。

まだまだ、お母さんからの情報収集がメインですが、周りの人との会話もできるようになってきました。

順調に発達しているようです。


ぜひとも、アンケートを含めていろいろな意見をいただきたいと思います。