2014年3月14日金曜日

社会とのかかわり合い方

今年も入社式の時期が近づいてきました。
いままで学生だった身分から、社会に出ていく人が一気に増える時期ですね。

イヤでも社会との接触が始まることになりますが、人によっては慣れない社会との接触によって精神的に拒否症的なうつ病になってしまう人も毎年増えています。

周りから見れば単なるサボリとしか見えないところが、症状を悪化させる原因の一つにもなっているようですが、本人にしかわからない辛さがあるのだと思います。

学生時代にもっと社会との接触を経験しておく必要はなかったのでしょうか?
そのための機会はなかったのでしょうか?



ほとんどの人が社会との接触は就職という、給与をもらうことができる企業や組織の一員となることからはじまります。

それ以前にも、社会保障制度や税金などで社会との接触はしているのですが、ほとんど意識はしていないと思われます。

会社に入っても、社会との接点の大きなところはほとんどのことは会社が代行して行っているために、よくわからいままに社内手続きの書類に判をついているのではないでしょうか。

会社を離れて初めて、健康保険・年金・失業保険・住民税・所得税などの手続きで改めて社会とのかかわりを痛感することとなります。


企業や組織という極めて特殊な世界の中で、社会生活のほとんどの時間を過ごすことになります。

企業や組織に属している限りにおいては、社会の中での自分を意識することはほとんどありません。
あると感じられる場合でも、あくまでも企業や組織を通してその構成者としての立場であり、個人を意識することはほとんどありません。

現実的な収入である給与の提供先の評価をよくするために活動していくことになります。

企業や組織とのかかわりが社会とかかわりの全てになってしまっている状況ではないでしょうか。



かかわりを持っということは、お金のやり取りをするということだと思います。

企業や組織は社会において大きなお金のやり取りをしていますが、当事者は企業や組織であり、活動をしている個人ではありません。

個人がお金のやり取りをしている相手は、給与をもらっている企業や組織です。

個人的にお金のやり取りをしているのは、普段の買い物です。

一番大きなお金のやり取りは給与になりますので、当然その対象である企業や組織との関係や評価が大きな部分を占めるのは当たり前のことになります。

趣味やボランティアの仲間のような、はっきりとした対価としてのお金のやり取りのない活動は、単なる参加していることであり、かかわりを持っているとは言えないのではないでしょうか。


企業や組織に属している場合であっても、自分の給与・収入を自分で決める環境に身を置くことによって初めて社会とのかかわりを意識することができるのではないでしょうか。

会社の業績に直接的な責任を持つ対場でないと、自分の給与を決められません。

会社の業績は、会社の社会活動の結果ですので、社会とのかかわりを意識せざるを得ません。

株主に対して、責任を持った会社の運営をしていることを示した上で、自分の給与・収入を決めていかなければいけません。

企業や組織に属した人で、自分の給与や収入を決めることができる人は、ほんの一握りの人だけです。

ほとんどの人は、企業や組織の中だけの世界としか関わらないままに、企業や組織を離れ社会の中で生きていくことになります。


企業や組織の活動は、社会活動のほんの一部において対価を獲得し収益を得ているものです。

しかも、企業や組織のかかわりだけで活動して来た者にとっては、更にその一部としか社会とのかかわりがないことになります。

企業や組織を離れた後に、社会とのかかわり持たずに生きていけるのであればそれでも良しでしょう。

しかし、現実には会社や組織を離れた後こそ、より一層社会とかかわっていかなければ生きてはいけません。

むしろ、こちらの方が本来の生きていく環境であるということができるでしょう。



企業や組織に属しながらも、個人としてたくさんのお金を使い借金をし、いお金を社会の中で動かした人ほど社会の中でのかかわり方が上手です。

よく言われる、自己投資ですね。

自己投資を自分に対する投資と捕えると、どうしてもリターンを求めてしまいますので、社会で生きていくための勉強代と考えるのがいいのではないでしょうか。

勉強代の中身としては、不動産として残るものもあるでしょうし、知識として身につくものもあるでしょう、または旅行のように経験として残るものもあるでしょう。

あるいは、だまされてしまって損をした投資もあるかもしれませんし、無駄な買い物もあるかもしれません。


それによって、入って来る方も出ていく方も社会とのかかわりが広がり深まることで、動かせるお金が大きくなっていくのではないでしょうか。

お金を使うことは個人として直接社会とかかわっていくことです。

収入を得ることは、社会に対して活動したことへの対価です。

より相手のニーズにかなった質の高い活動によって、より評価の高い対価を得ることが可能になるのでしょう。


企業や組織に属することによって、偏った上に希薄になってしまう社会とのかかわりは、人として生きる土俵のようなものです。

土俵全体を駆け回って、自分ならではのかかわり方を探していきたいですね。



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