以前に「さくらさくら」の歌に聖書の謎を見たことがあります。
(参照:「さくら」の謡にも聖書の謎が)
きっかけは、どうしても日本語の「やまとことば」として違和感のある言葉である「いざや、いざや」の歌詞でした。
聖書に登場する預言者の「イザヤ」が思い起こされてしまいます。
結局は、「さくらさくら」は歌詞のすべてがヘブライ語で説明ができることが分かったものでした。
今回は、いつできたのかわからない童謡「かごめかごめ」について見てみたいと思います。
現代のわれわれが聞くと「?」となる歌詞がいくつかありますね。
しかもこの歌は、丸くなって手を繋いで、真ん中に目をつぶった「オニ」を置いて、遊ぶと言うのか決まりきった動きがあります。
子どもの頃やった記憶がありますが、あれは一体なんだったんでしょうか?
自然と身についていた遊びであったような気がします。
今でもやっているのかな?
さて、まずは「かごめかごめ」の歌詞を挙げておきましょう。
かごめかごめ
かごの中の鳥は
いついつでやる
夜明けの晩に
鶴と亀が滑った
後ろの正面だあれ
まずは気になる歌詞や「?」となっている部分を見てみましょう。
「かごめ」がわかりません。
トマトケチャップはこの時代にはないと思います。
「夜明けの晩」がわかりません。
夜明けは晩ではなくて朝のはずです。
夜明けがどうしたら晩になるのでしょうか。
あり得ないことになっているのではないでしょうか?
「鶴と亀が滑った」。
いったい鶴と亀はどこにいるのでしょうか?
何で突然、滑るのでしょうか?
漫才コンビではないと思うのですが・・・
「後ろの正面」。
こんな言い方は見たことも聞いたこともありません。
せいぜい「真後ろ」がいいところだと思うのですが。
「かごめかごめ」の歌詞の意味には昔の人も悩んだのではないでしょうか。
昔の人にも「?」となる部分が多かったのだと思います。
そのためか、何かの謎が隠された歌ですとか、恨みの隠された歌だとか様々な解釈がなされたようです。
遊女の嘆きを隠した歌、埋蔵金のありかを隠した歌、囚人脱走の手引きの歌、囚人斬首の歌、などいろいろな説が残っています。
いづれにしても、怨念の籠ったような不気味さを伴っているように思われます。
昔の人も、この歌の詞には普通でないものを感じていたことが伺えます。
そんな時に思い浮かぶのが、「古代やまとことば」に共通するヘブライ語(イスラエル語)です。
日本語として訛ったと思われるものまでを含めると、3,000語以上はヘブライ語と思われる言葉があります。
また、イスラエルと日本との神話・聖書の関係を見てみたときに、まずはヘブライ語での解読を試みることが適切ではないかと思いました。
一行ずつの詳細についてはどこかで触れる機会を作りたいと思いますが、すべての言葉がヘブライ語に置き換わりました。
以下に、置き換えの内容を付けておきます。
ヘブライ語で意味するところをザックリと示します。
誰が守るのか?
誰が契約の箱の中に安置されている
神器を取り出すのか
それを取り除き、お守りと差し替えよ
そして、誰もいない荒れ地に水をひき
そこを聖地として支配せよ
目隠し遊びの原点として、モーゼの時代に作られた十戒の石板が入ったイスラエルの宝である「契約の箱」が隠されたということになります。
契約の箱にはケルビムと言われる鳥の形をした守り神が、二羽で箱の上で聖なる箱を守護したことが聖書に書かれています。
「かごめ」という言葉は「囲む」が語源であったのではないかと思われます。
その語源はさらにイスラエル語にあるのではないかとも思われてきます。
この歌の作者は弘法大師空海ではないかと思われます。
中国に渡った時に聖書に触れ、おそらくは日本で一番聖書に理解があった人物と思われます。
世界中で多くの人が感心を持ち続けてきた「契約の箱」が日本にわたってきており、その中の神器が盗難に合わないようにお守りと差し替えられた。
そして本体の神器はひそかに人の踏み入れない荒れ地に水害や湿気までも管理されて作られた聖地に隠されたことを物語っているのではないでしょうか。
空海はヘブライ語を熟知し、旧約聖書に精通し、しかも灌漑土木技術を学び実際に水路を作る技量を持っていた人です。
平安の当時にこれだけの能力をもった人は、空海と和気清麻呂の二人くらいであったと思われます。
遣唐使として中国にわたり、日本に戻った空海は四国の香川県で灌漑工事を行い日本最大のため池の満濃池の改修を行いました。
各地の灌漑工事にも力を尽くしましたが、四国は大きな活動の場でした。
四国八十八箇所は空海が巡礼した場所です。
四国の霊山と呼ばれる剣山という山があります。
西日本で二番目に高い山です。
別名を鶴亀山とも言います。
頂上には元来、鶴石、亀石、宝蔵石という3つの大きな岩がありました。
イスラエルの民が祖国から持ち込んだ秘法を最初に隠したのが剣山と考えることはできそうです。
楽しい歴史ロマンはどこまで続くのでしょうか。
古代における日本とイスラエルはあまりにも共通点が多すぎます。
偶然として無視できる程度ではないと思いますが・・・