2013年9月28日土曜日

学びのことば

先日9月26日に、「素晴らしき日本語」と題してセミナーをやらせていただきました。

楽しさの中に気づきを持ち帰っていただいたようで、やってよかったと思いました。



その中で使わせていただいた言葉があります。

「既知ブロック」という言葉です。

以前にセミナーに参加させていただいたときに、ピンときて借用させていただいている言葉です。

田久保剛さんが「こころ」についてのセミナーで使われた言葉です。

田久保剛さん

人の話を聞いたり、本を読んだりした時に、すでに知っている言葉や聞いたことのある言葉に出会

うことはよくあることです。

いわゆる、既知の言葉ですね。


既知の言葉が出てきたときに、知っているから聞かなくてもいいと考えたり、以前に聞いたことと同

じことと判断してしまうことを「既知ブロック」と言います。

既知ブロックが起きてしまうと、その言葉の前後の内容がブロックされてしまい拒絶されてしまいま

す。

せっかくお金を払って参加している研修会やセミナーでも起きることです。


特に、自分の持っている既知と異なったとらえ方が現れたときに、批判的な反応が出てしまう可能

性があり受け入れがブロックされてしまいます。

既知の言葉でありながら、異なったとらえ方に触れた時こそ、新たな気づきのチャンスなのです

が、これを逃すことになってしまいます。

新しい、知らない言葉や内容であれば比較的簡単に興味をもって受け入れられるます。

しかし、既知のことでしかも今までの知識とことなる内容については、ブロックが働きがちになりま

す。


人は毎日変化しています。

昨日の自分とは違う自分が今ここにいます。

例え言葉そのものは既知であっても、受け取り方、受信の仕方はそのたびに異なるはずです。

そうでなければ、同じ本は何度読んでも同じ受け取り方しかできないはずです。

同じ本でも、改めて読むと新たな気づきがあることは誰でもが経験していることです。

せっかくの気づき、学びの機会に、自ら遮断することはもったいないことですね。


特に私の実施したセミナーは日本語についてであり、それこそ参加しているすべての人にとって既

知の塊みたいなものです。

「既知ブロック」の中では、新たな気づきに結びつきにくい環境となってしまいます。

田久保さんからの借り物と紹介したうえで、「既知ブロック」について説明してから進めさせてもらい

ました。

まずは、真っ白の状態で受け入れていただく準備をお願いしました。

とても伝えやすい反応の中で、こちらもテンションンを上げながら気持ちよく進めることができまし

た。


ワンコインとは言え、自らセミナーに参加されるような方たちは、こういうことには敏感ですね。

自分でセミナーや研修会を実施されている方もたくさん参加されています。

皆さんが実施されるときも是非とも使ってほしい言葉ですね。

参加するときにも頭に入れておきたいですね。「既知ブロック」。


改めて、田久保剛氏に感謝です。



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