2013年7月13日土曜日

ここにもあったイスラエル語(ヘブル語)

前に、何回かにわたって日本とイスラエルの関係を言葉を中心に見てきました。
 (参照:やまとことばとイスラエル語

その時に気になっていたことの一つが数についてでした。

漢語として入ってきて「イチ、ニイ、サン、・・・」の音が中国の「イー、アル、サン、・・・」と微妙に違いがあるのはどうしてか?

そこにイスラエルの影は見えないのか、と言うのが意識にありました。

数字は技術の一番のもとであり基礎中の基礎です。

ここにもともとの文化以外の影響が見えれば、その文化の影響はかなり広範囲に及ぶことが推察されます。

「イチ、ニイ、サン、・・・」については漢数字を含めて漢語からきていることは間違いないと思われるので、基本的なことに対する漢語の影響力はかなりあることが考えられます。


ところが、前のようにイスラエルとの関係を見てくると、その影響が漢語導入以前の原日本語に及んでいることがわかります。

そうなると数字として注目すべきはやまとことばの「ひい、ふう、みい、・・・」と言うことになります。

これについては純粋なやまとことばとして、その成り立ちを疑ったことはありませんでした。

しかし、一つずつの言葉の意味については何を調べても全く説明がつかない言葉であること以外は分かりませんでした。

これについても、やまとことばの中にイスラエル語(ヘブル語)をたくさん見つけたユダヤ人のヨセフ・アイデルバーグが面白い指摘をしているものを見つけましたのでご紹介したいと思います。


彼によれば「ひい、ふう、みい、よお、・・・」のすべてがヘブル語だというのです。

しかも数を表す言葉ではないと指摘しています。

アイデルバーグ氏はイスラエルに育ったので、氏の母国語は、もちろんヘブル語です。

氏はヘブル語のほかにも7か国語に精通し、日本に来て風俗習慣を勉強したこともあります。

「ひい、ふう、みい・・・」は今日、数をかぞえる言葉として用いられていますが、もともとはそうではなくてじつは、『古事記』や『日本書紀』の神話にもとづく、一種の祈祷文なのだというのです。


記紀神話の中の有名な場面に、天照(アマテラス)大御神が「天の岩屋戸」に隠れてしまい世の中が真っ暗になることがあります。

古い伝承によるとそのとき女祭司アメノコヤネノミコトは、女神にそこから出てもらおうと次の祈祷文を唱えたとあります。

「ひぃ ふう みぃ よ いつ む なな や ここの とう」

アイデルバーグ氏はこれを実に美しいヘブル詩文だと指摘します。

これはヘブル語でつづると次のようになるといいます。

「HI・FA・MI・YO・TSIA・MA・NANE・Y・KAKHENA・TAWO」

さらに音節で区切って文字を当てると

「HAIAFA・MI・YOTSIA・MA・NAANE・YKAKHENE・TAWO」
(ハイアファ ミヨッツァ マナーネ ヤーヘーナタウオ)

と発音され、その意味は「だれが女神様を出すのでしょう。誘いに、いかなる言葉をかけるのでしょう」となるとします。

日本語では全く意味のない「ひい、ふう、みい・・・」が、ヘブル語として見れば、非常によく意味の通る言葉になるというのです。

この言葉がのちに数を数える言葉として用いられるようになったとしています。


氏はさらに続けます。

「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、とう」

数を数える時には「ひい、ふう、みい・・・」の後ろに「とつ(たつ)」「つ」をつけます。

これがヘブル語で「TETSE」(てつぇ)「TSI」(つぃ)となり、「出てきてください、お出ましを」と言う意味になるといいます。

「ひぃ、ふう、みい、・・・」とアメノコヤネノミコトのひとことが終わるたびに、周りの神々が「てつぇ」とみんなで唱和したのだろうとしています。

「ひぃ」+「てつぇ」、「ふう」+「てつぇ」、「みい」+「(て)つぇ」、「よ」+「(て)つぇ」、・・・

「だれが女神様を出すのでしょう。誘いに、いかなる言葉をかけるのでしょう」という祈りの言葉に対して、ひとことごとに周りから「お出ましを」と合いの手を入れる姿となります。


強引なところもないとは言えませんが、非常に納得感のある説です。

やまとことばの数を表す言葉にもイスラエルの影響が大きく反映されているかもしれませんね。

この時代にヘブル語を話す者がいたか、ヘブル語を話す者との交流があったと考えることはできそうですね。

また、楽しくなってきました。


前にイスラエルのことに触れたときもそうですが、私は決して日本人の祖先がユダヤ人だとか言っているわけではありません。

日本人は間違いなく雑種です。

ツングース族、苗族、ネグリート族、アイヌ族、漢族などの諸民族が混合した、モンゴロイド主体の混血民族です。

その中に、北王国イスラエルあるいは南王国ユダの子孫の血が多少混ざった可能性はあるのではないか、それが言葉から見えるのではないかとしているだけです。

誤解を招くといけないので一応触れておきます。



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