2013年9月11日水曜日

学外活動による自立援助について

最近いくつかの同様のコンセプトを持った、児童を対象とした学外活動事業を見かけるようになりました。

むかしのような地域や祖父母との協力が得にくい環境が、子供たちの成長に影響を及ぼしていることは長い間指摘されていることです。

それでも現実的には仕事を持った母親が、夫の協力を得ながら何とか日々の育児や生活をしているのが現状です。


日本語はとても大きな言語です。

そのために道具としての言語・学習言語が基本的に身につくまでには10年程度を必要とします。

他の先進国においては道具としての言語の習得はその半分程度の期間で完了してしまいます。

そして日本の学校の低学年に当たるころから、自分の主張を表現することを学び始めます。

基本的な人の態度における評価が日本と異なりますので、何よりも自分のことや考えを表現することを重視します。

積極的に表現しないことは能力がないことととして扱われます。

同じことに聞かれてから答えるのは能力がないこととして扱われます。

聞いたこと、表現されたことにしか評価をしません。

黙っていることは、考えていないこと考えられないこととして扱われます。


彼らの世界では日本人がわからないのです。

普段では口数が少なくて、誰が見ても愚かだと思える人間が、いざ話ができる場になるときわめて論理的にアイデアを披露する魔法が行われるからです。

それだけの力があるなら、なぜ普段から表現しアピールしないのか、と考えるのだそうです。



彼らは、ほんの少しの専門性でもありそうだと思ったら、誇大な位に自己アピールします。

日本人のほとんどは、かなり高い専門性を持っていても、専門性とは感じておらず自己アピールすることはありません。

両者の差はとても大きいですね。


学外の活動として、学校では教えられない自立するために必要な能力を身につけるための取り組みが増えています。

この能力を身につけるのに一番適した時期は、10歳頃から15歳頃ころです。

日本人の感覚も、少しずつ国際的になっていますが、義務教育そのものになかなか国際的な感覚を取り入れるのは難しいことです。

どうしても個人的な対応に頼らざるを得ませんね。

そんな時に学外活動での取り組みに目を向けてみるのはいいことだと思います。


内容についてはいろいろな工夫がされていて特徴がありますので、実際に活動内容を確認することが大切です。

これからますます拡大してくる分野だと思いますので、しっかり内容を確かめて子供の自立の援助になるかどうかを見極める必要があります。

多くの子供を比較して見ることはなかなか機会がありません。

どうしても自分の子供を見ることだけがほとんどになってしまいます。

個人差に気をつけると言っても、個人差そのものに気づくこと自体が難しいことです。

安心して参加できる取り組みには積極的に加わりたいですね。




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